JA三井リース株式会社

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サステナブルファイナンス

サステナブルファイナンス・フレームワーク

当社の策定したサステナブルファイナンス・フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)の定めるグリーンボンド原則2021及びサステナビリティ・リンク・ボンド原則2020、環境省の定めるグリーンボンド及びサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン2022年版及びグリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2022年版、並びにローン・マーケット・アソシエーション(LMA)、アジア太平洋ローン・マーケット・アソシエーション(APLMA)、ローン・シンジケーション・アンド・トレーディング・アソシエーション(LSTA)の定めるグリーンローン原則2021及びサステナビリティ・リンク・ローン原則2022に基づき策定しており、これらの原則等との適合性に対する第三者評価を株式会社日本格付研究所(JCR)より取得しております。

グリーンボンド

グリーンボンドとは、企業や地方公共団体等が、グリーンプロジェクト(再生可能エネルギー事業、省エネ構築物の建設・改修、環境汚染の防止・管理など環境改善効果がある事業)に要する資金を調達するために発行する債券です。
当社は、グリーンボンドの発行により、資金調達手段の多様化を進めるとともに、再生可能エネルギーの普及をはじめとする気候変動問題への取り組みを更に推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

グリーンボンド発行実績

初のグリーンボンド第18回無担保社債の発行条件決定に関するお知らせ(PDF:149KB)

グリーンボンド概要

名称 第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)
募集期間 2021年3月5日
払込期日 2021年3月12日
発行年限 5年
発行額 100億円
利率 0.160%
資金使途 当社が保有している既往の太陽光および風力発電設備資金のために発行したコマーシャル・ペーパーの償還資金、および、当社が建設中の太陽光および風力発電設備の設備投資資金
適格プロジェクトの
選定基準
以下の(ア)~(エ)のいずれかの再生可能エネルギー発電事業に係る発電設備の購入、開発、建設、運営等に要する費用
(ア)太陽光発電
(イ)風力発電
(ウ)バイオマス発電(日本政府が求める持続可能性基準に適合した燃料を使用し、事業期間を通じてCO2の削減に貢献するものに限定)
(エ)地熱発電(事業期間を通じてCO2の削減に貢献するものに限定)
適格プロジェクトの
選定プロセス
グリーンボンドの調達資金が充当されるプロジェクトについて、財務部門と担当営業部門が適格クライテリアへの適合性を評価・選定を行い、評価および選定の過程で担当営業部門が助言を行う。

代表取締役社長が、グリーンボンド発行の最終承認を行う。
フレームワーク(PDF) フレームワーク(PDF:485KB)
取得格付 A (株式会社日本格付研究所(JCR))
A-(株式会社格付投資情報センター(R&I))

適格性に関する第三者評価

○JCRグリーンボンド評価
本グリーンボンドの適格性につきましては、第三者評価として、JCRから「JCRグリーンボンド評価」の最上位に位置する「Green 1」を取得いたしました。

JCRグリーンボンド評価(PDF:625KB)

投資表明投資家一覧

・株式会社愛知銀行
・あいち知多農業協同組合
・アセットマネジメントOne株式会社
・おかやま信用金庫
・学校法人香川栄養学園
・株式会社高知銀行
・大同火災海上保険株式会社
・トーア再保険株式会社
・東京海上アセットマネジメント株式会社
・東京海上日動火災保険株式会社
・ニッセイ アセット マネジメント株式会社
・飯能信用金庫
・三重県信用農業協同組合連合会
・三井住友DSアセットマネジメント株式会社
・三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
・三菱UFJ国際投信株式会社
・三菱UFJ信託銀行株式会社
・明治安田アセットマネジメント株式会社

レポーティング

○調達資金の充当状況
2021年3月12日発行の第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)の調達資金については、全額を対象事業の取得資金のリファイナンスに充当済みです。
前回レポート時点(2023年3月)以降、2023年10月に対象プロジェクトの一部が期限前償還されており、対象プロジェクトへの充当額がグリーンボンドによる調達額を下回ったことから、2023年12月時点にて代替となる適格プロジェクトの再充当を実施しております。

カテゴリー毎の資金充当額 太陽光発電 65億円
風力発電  35億円
未充当資金の金額 未充当資金はありません
充当完了の時期 2023年12月

○環境改善効果
前回レポート時点(2023年3月)以降、2023年10月に対象プロジェクトの一部が期限前償還されており、2023年12月にて代替となるプロジェクトの再充当を実施しております。再充当後の対象プロジェクトによる年間想定CO₂削減量は以下のとおりです。
対象プロジェクトのうち当社持ち分に相当する年間想定CO₂削減量は23,854t-CO₂になります。

カテゴリー 年間想定
発電量
(MWh)
年間想定
CO2削減量
(t-CO2)
風力発電 246,994 116,225
太陽光発電 101,328 40,690
合計 348,322 156,915

○年次レビュー
JCRによる年次レビューが行われ、グリーンボンド原則および環境省によるグリーンボンドガイドラインに関する適合性が確認され、JCRグリーンボンド評価「Green 1」を取得いたしました。

グリーンボンドレビュー結果(PDF:770KB)
未来へつなぐ

Sustainability of JA Mitsui Leasing