JA三井リース株式会社

Menu

経営からのメッセージ

「独自性」と「こだわり」を大切に、
企業価値の向上と持続可能な社会の
実現をめざす。
常務執行役員 総合企画本部長 /
サステナビリティ推進委員会 委員長
※所属・肩書は掲載時点
保﨑 隆行

JA三井リースグループは、グループ経営理念「Real Challenge, Real Change」において、「より良い社会と未来」のために、お客様の思い描くビジネスの実現に挑戦することを掲げてまいりました。その前提となる持続可能な社会の実現に寄与するため、サステナビリティ経営の導入を中期経営計画「Real Change2025」策定時に決定しました。

また経営会議、サステナビリティ推進委員会といった会議体だけでなく、若手・中堅社員を中心としたワークショップも開催し、JA三井リースグループの206の事業・取り組みを棚卸し、92の社会課題と紐づけました。さらに約4万社というお客様、そして株主を通じたグローバルなつながりの中、「社会のためになっているか、お客様のためになっているか」を役職員で議論を重ね、ステークホルダーの方々からもご意見をいただき、5つのマテリアリティ(重要取組課題)を特定しました。

私たちが大切にしているのは、JA三井リースグループとしての「独自性」と「こだわり」です。たとえば、各エリアでの地域の情報収集力と、各部門の専門性をつないで地域の活性化につなげる取り組みなど、まだ規模は大きくなくても、私たちならではの強みを活かした貢献のあり方を評価し、現場の一人ひとりが自分ごと化して実践することを大切にしています。

その他にも、リースアップ製品のリユース・リサイクル率の向上による資源循環への貢献や、社会課題の解決に挑むベンチャー企業をファイナンス力だけでなく、ビジネスマッチングや顧客紹介などで支えるなど、私たちの事業の本来的な機能や強みで、サステナビリティ経営を実現させていこうと取り組んでいます。

社内においては、各部門の営業計画にもサステナビリティに関する取り組みを織り込んだり、5つのマテリアリティを評価ポイントにおいた特別表彰制度、WBS(Work Breakdown Structure)による優れた課題解決型営業の社内共有など、サステナビリティ経営の実践がより当たり前のこととして進む仕組みができつつあります。

今後も経営理念に基づく経営の長期目標としてサステナビリティ経営を位置づけ、企業価値の向上と持続可能な社会への貢献を目指してまいります。

未来へつなぐ

Sustainability of JA Mitsui Leasing