JA三井リース株式会社

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マテリアリティ③サーキュラーエコノミーの
推進

3R(Reduce, Reuse, Recycle)やリース 、シェアリングなどにより設備のライフサイクル長期化や稼働向上を促進し、限りある資源をサプライチェーン全体に循環させ、経済成長と環境保全の両立を図る。

関連するSDGs
調査研究を重ね、ノウハウを蓄積。
リースアップ製品の廃棄を
減らしています。
JA三井リースアセット株式会社 リースアップ業務部長
※所属・肩書は掲載時点
三廻部 篤史

リースが満了した製品のその後の処理を決めるリースアップ業務は、製品ライフサイクルの重要な分岐点です。JA三井リースアセットでは、全国からリースアップした情報機器、工作機械、農業機械を自社ヤードに集め、リファビッシュし、リユース品として販売をしています。その他の物件は、リユースを第一優先として検討し、リユースできないものについてはマテリアルリサイクルの割合が高い業者に委託をし、再度資源として利用できるような方法を模索するなど、埋め立てて最終処分されることのない製品ライフサイクルを目指しています。過去には廃棄されることが多かった製品についても、調査研究を重ねてリユース方法を見つけ、リユース・リサイクル率はJA三井リースグループとして98%を実現しています。また、情報機器のリユース・リサイクルは、情報セキュリティの高さも求められます。信頼性の高い米国のガイドライン「R2v3」認証を取得し、グローバル水準のセキュリティ体制を整えています。

重点取組3Rによる資源循環の促進

KPI
リース返却物件のリサイクル率95%以上
バイオマスの利活用やシェアリングビジネス等、モノの価値を維持し、廃棄物の発生を最小化する取組の創造・参画

リース返却物件のリサイクル率

リサイクル率
2021年度 98.3%
2022年度 98.8%

TOPICS

完全NON-FIT型木材・製造業生産副産物ハイブリッド燃料による
脱炭素電源開発事業への参画

三重県多気町に所在するホクト株式会社の三重きのこセンターから排出される廃菌床(使用済み培地)ならびに主に中部圏から排出されるリサイクル木材チップおよびプラスチック系資源を発電燃料としています。発電された電力は、15年間にわたり燃料サプライヤーであるホクトに対して供給される予定であり、多気町の廃棄物処理業務の負担を低減しつつ、地域における資源・エネルギー循環経済の構築に貢献します。

Voice
プロジェクト本部 プロジェクト開発部
※所属・肩書は掲載時点
浜島 優

本件は、事業者から産業副産物をエネルギー資源として買取、その事業者に対してグリーン電力で提供する循環型の取り組みとなります。
「3Rによる資源循環の促進」を掲げる当社は、廃棄物の抑制と限りある資源の効率的な利用を両立したこの取り組みを支援しています。

未来へつなぐ

Sustainability of JA Mitsui Leasing