JAML Recruiting
JAMLの働き方 JAML’s Work Style Vol.2
グローバルレポート
松山 正太郎
2009年入社
JMCC
（JA Mitsui Leasing Capital Corporation）
リスク統括部、審査部を経て、半導体ビジネスを担うグローバルエレクトロニクス部（現・産業設備第二部）で海外顧客を5年間担当する。2018年より、米国ニューヨークの現地法人JMCCに駐在。
三澤 遼
2017年入社
機械本部 機械営業部
入社後、グローバルエレクトロニクス部（現・産業設備第二部）で半導体製造装置のリース事業に従事。2021年より建設機械を扱う機械営業部を兼任、2022年より専任に。
坂 拓未
2020年入社
船舶・輸送本部 船舶部
入社1、2年目は審査部海外審査室に所属。海外案件やプロジェクトファイナンス案件の与信審査を担当。入社3年目に現部署に異動し、営業職をスタート。
Member Vol.2
三澤 遼
機械本部 機械営業部 2017年入社 ※取材当時
Global Report 001：海外ローカル企業への国境を越えたファイナンス
機械営業部で、海外向けの建設機械を扱うチームに所属しています。私はオーストラリアを担当し、建機のレンタル事業などを営む現地企業にその購入費用をファイナンスするのが主な仕事です。オーストラリアは鉄鉱石・金・銅などの世界有数の産出国で、大型建機へのニーズが高いものの、同国での事業は当部でも2020年からスタートしたばかり。他部署でもほとんど例がない中、税制や法制度の異なる環境でのお客様との取引に、まさに日々「開拓」の感覚で臨んでいます。
受注が決まった後も、契約書の作成プロセスでは数カ月間にわたる条件交渉や社内調整が必要になるケースがほとんどです。「このタイミングで製品が破損した場合どちらが負担するか」などお客様と当社の利益が相反する状況も多く、当社が許容できる条件、回避すべきリスクなどを明らかにし、妥協点を見出していきます。
1件1件がオーダーメイドとなる大変な工程ですが、無事に契約締結となったときは本当にホッとしますし、大きな達成感があります。現地への出張時などに、当社のファイナンスで導入した日本の建機が役立てられているのを見たときには、日本製品が世界で活躍する一助になれたと感じられて誇らしいです。
Global Report 002：経験を重ね、異文化の顧客との交渉力を磨く
学生時代から英語学習は続けていたものの、入社当初は数十ページにのぼる契約書や決算書を読むのには次元が異なる難しさを感じていました。当時は、先輩社員が数時間で内容を把握する契約書を読むのに、1週間以上かかるようなことも。ただ、各種の書類には一般的な条文と注目すべき重要項目といった強弱があり、徐々にそれがつかめるようになると効率が上がり、お客様とのコミュニケーションも円滑になりました。
海外案件では「どんな契約でも交渉ありき」が前提となっており、何度も何度も条件交渉が発生するのも、特に苦労する点です。ときには契約締結間近に、お客様から「この部分を見直してもらわないと契約できない」など予期せぬどんでん返しが入ることもあります。かつてはそれだけで「この案件はもうまとまらないのでは」と動揺してしまっていましたが、経験を重ねるうちに要求のポイントや背景が捉えられるようになり、当社としてどう対応すべきかを一歩引いて考えられるようになりました。そうした「動じなさ」や折衝力は6年間で確実に育ってきたと思います。
Global Report 003：海外拠点の開設に貢献したい
将来的には、海外支店や現地法人での経験を積んでいきたいと考えています。特に現部署で海外ビジネスに注力してきたので、その延長線上として国は問わず海外拠点の開設に貢献するのが大きな目標です。JAMLが営むリース業は「売って終わり」のビジネスではないため、お客様を近くから見守り、新たなチャンスやリスクを肌感覚でつかんでいくことは大切だと思っています。また現地の拠点を持つことで、日本からではなかなか取引が難しい比較的小規模なお客様へのファイナンスもしやすくなります。
とはいえ、海外に新拠点を持つというのは会社として大きな経営判断となるだけに、エリアの将来性や事業の採算性をしっかりと社内に示せるようになるのが大前提です。既存のお客様との取引拡大や新規開拓に尽くし、今目の前にある業務を地道に積み重ねて土台をつくっていきたいです。
Misawa’s 1Day Schedule
- 9:00 出社
- メールチェック
- 10:00 デスクワーク
- 契約書チェック、チームで対応の相談
- 12:00 ランチタイム
- 会社の近くのカフェでランチタイム
- 13:00 打ち合わせ
- 海外の顧客と打ち合わせ
- 15:00 デスクワーク
- 提案書作成、社内資料作成
- 19:00 退社
